〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-30-7 クエッセンス自由が丘203
自由が丘駅南口徒歩3分 トレインチ自由が丘裏 駐車場:無
【季節の変わり目と天気の変化】
心と体が揺れるとき 〜東洋医学と西洋医学からみたセルフケア〜
季節の移ろいは美しいものですが、体にとっては意外と大きなストレスになります。春や秋の変わり目、梅雨の湿気、冬から春への急な温度差。
「なんとなくだるい」「頭が重い」「関節が痛む」「気分が晴れない」──そんな不調が訪れる方も多いのではないでしょうか。
今回は、季節の変化や天気と体調の関係を、東洋医学と西洋医学の両方の視点から紐解き、日々のセルフケアについてもご紹介します。
◆ 天気が体に影響する理由:西洋医学からの視点
西洋医学では、天候の変化が自律神経系に影響を与えることが知られています。
興味深いところでは、若年層では気圧による影響が強く、中年期以降は、気温や湿度の影響も加わる点です。これは、自律神経の働きが加齢により、弱まることと関連していると考えられています。
こうした気象による不調は「気象病(天気痛)」と呼ばれ、近年は天気から痛みを予測できるアプリも登場しています(頭痛ーる、ウェザーニュースなど)
梅雨時期の、自律神経のバランスを整える生活習慣(十分な睡眠、朝食・日光浴、軽い運動や入浴によるリラックス等)の重要性がうかがえます。
◆ 季節と五臓六腑のつながり:東洋医学からの視点
東洋医学では、「人は自然の一部」ととらえ、季節ごとのエネルギーの流れ(五行)と臓腑の働きを結びつけて考えます。
たとえば――
特に肝と自律神経は近い働きをもつとされており、「気の滞り」は精神的な不調や身体の痛みにもつながります。
◆ よくある症状:この時期のお悩み例
これらの症状は、気圧・気温・湿度の変化によって、自律神経や血流、体内の水分バランスが乱れることで起こりやすくなります。
◆ 鍼灸でできること
鍼灸では、自律神経のバランスを整えて、体を自然なリズムへと導きます。
その方の体質や生活習慣に合わせた、やさしい施術を心がけています。
◆ 今日からできるセルフケア
朝の深呼吸・日光浴
→ 交感神経のスイッチを入れて、体内時計をリセット。
足湯やぬるめのお風呂に浸かる
→ 陽気を体に取り込み、冷えと痛みを緩和。
気温に合わせた服装調整
→ カーディガンやストールで「首・足首・お腹」を守る。
体を潤すものを食べる
→ 春や秋は、れんこん・豆腐・白ごま・お茶(はと麦・黒豆など)がオススメ。
無理をしない
→ 季節の変わり目は「がんばらない」ことが最大のケアとなります
◆ おわりに
季節の変わり目に不調が出るのは、体が「変化」に敏感に反応している証です。
つらい時期も、体調の変化に気付いて、こまめに整えてあげることで、軽やかに過ごすことができます。
鍼灸サロンビオでは、あなたの「今の体」と丁寧に向き合いながら、自然なリズムを取り戻すお手伝いをしています。
気になる不調がありましたら、ご相談くださいね。
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